サバイバルで家を破壊していく面倒者のクリーパーはコマンドを使うことにより、爆発の威力、範囲、爆発までの時間を調節することができます。コマンドを使うことによりクリーパーを今よりさらに強力にできたり、弱くできたりできるのです!今回はそのコマンドやデータタグについて説明していきます。
summonコマンドとデータタグについて

コマンドはある程度構成が決まっていて、その構成に従って書いていくことになります。
summonコマンドを例えに使うとするならば、/summon Creeper ~ ~1 ~ {NoAI:1}というふうになります。
まず/summon Creeper ~ ~1 ~ がコマンドの根幹の部分で後ろの{NoAI:1}がデータタグといって、そのコマンドに追加設定を加えるところです。
ちなみにこのコマンドの根幹部分の意味が「クリーパーを自分より1メートル上に召喚する」で、データタグの意味が「AIが無い」ということになります。合わせると「AIの無いクリーパーを自分より1メートル上に召喚する」になります。
これで大体わかったと思います。今回のコマンドはまず「summonコマンドでクリーパーを召喚する」を書き、データタグで「爆発威力、範囲、爆発までの時間」を設定していきます。
分からない人のためのTips
/summon Creeper ~ ~1 ~ {NoAI:1}
またこのコマンドで説明するが、簡単に考えてほしい。
/summon Creeper ~ ~1 ~ が根幹部分{NoAI:1}がデータタグで、今はデータタグの事を追加設定と覚えておいたらいいです。
分からない人はきっとデータタグのところでつまずくのだと思う。まず/summon Creeper ~ ~1 ~がなくて{NoAI:1}の部分だけではコマンドは起動しないと覚えてください。
文法的に考えるなら/summon Creeper ~ ~1 ~が主語、動詞で{NoAI:1}が形容詞、副詞と考えてくれたらいいです。
つまり主語、動詞がないと文が作れないようにコマンドも/summon Creeper ~ ~1 ~の部分がなければコマンドは作れないと考えてください。
実際にコマンドを作ってみよう
まずは今回の題材のクリーパーの召喚について説明していきます。
summonコマンドを使って、クリーパーを召喚します。では簡単にsummonコマンドの構成について説明します。
/summon (エンティティのID) X座標 Y座標 Z座標 {データタグ}となります。
例:/summon Creeper 100 65 100 これで「X座標100、Y座標65、Z座標100にクリーパーを召喚する」になります。
まずsummonコマンドで、コマンドを作る前にコマンドブロックを入手します。なぜコマンドブロックを入手するかというと、チャット欄でコマンドを作成するときに、字数制限があるからです。
データタグなどを指定していくと、すぐにチャット欄の字数制限に引っかかります。
なのでコマンドブロックを入手してそのコマンドブロックに、コマンドを書いていきます。まずはコマンドブロックを入手するコマンドから
/give @p command_block
このコマンドをチャット欄にコピペして、コマンドを使ってください。コマンドブロックが入手すると思うので適当な場所に、置いてみてください。
そして置いたらコマンドブロックを右クリックしてください。そうするとこのような画面になると思います。コマンドブロックの設定などを説明していきます。

①これはコマンドを書く部分です。ちなみにここには256文字まで書けます。
②これはコマンドブロックの種類を設定します。左クリックしていくと「チェーン」→「リピート」そして「インパルス」に戻ってくると思います。今回はインパルスモードを使っていきます。
③これは「無条件」と「条件付き」という2つにモードが有ります。今回は無条件しか使わないので、とくに説明はしません。
④これは「動力が必要」と「常時実行」の2つのモードが有ります。インパルスモードでは「常時実行」は使わないので「動力が必要」にしとけばよいです。
ではまずコマンドブロックの①の部分に/summon Creeper ~ ~1 ~ と書いてみてください。

そしてレバー又はボタンなどでコマンドブロックに、レッドストーン信号(以下、「RS信号」と記載)を入力してください。
コマンドブロックの上にクリーパーが召喚されたと思います。これは/summon Creeper でクリーパーを召喚すると指定し、~ ~1 ~ でコマンドを起動するものの1つ上という意味になります。
座標を指定するときに~ ~ ~を使うと相対座標を指定できるので覚えておくと便利です。
データタグで爆発威力、範囲を指定する
普通のクリーパーを召喚できたわけですし、次は改造したクリーパーを召喚していきましょう。
まずは爆発威力などを設定していきましょう。
爆発威力などの設定に使うデータタグは、2つあります。
1つ目は{powered:1}というデータタグです。
2つ目は{ExplosionRadius:1}というデータタグです。
どちらも爆発威力、範囲を指定するときに非常に重要なデータタグです。
ではまず1つ目のデータタグを使ってみましょう。先ほど設置したコマンドブロックを右クリックして、書いたコマンドの末尾に{powered:1}を書いてください。
/summon Creeper ~ ~1 ~ {powered:1} こうなっていると正解です。
そしてRS信号を入力して雷を帯びたクリーパーが召喚されたら成功です。

帯電クリーパーは普通のクリーパとは違い爆発威力、範囲が約2倍になります。
通常でも恐ろしいクリーパーが帯電されるとさらに恐ろしくなります。
では次に2つ目のデータタグを使ってみましょう。
またコマンドブロックを右クリックしてまず{powered:1}を消して、先ほどと同じように末尾に{ExplosionRadius:1}と書いてみてください。
/summon Creeper ~ ~1 ~ {ExplosionRadius:1} となります。
今度はRS信号を入力する前に{ExplosionRadius:1}の部分の数字を10くらいにしてみてください。
/summon Creeper ~ ~1 ~ {ExplosionRadius:10} となります。
そしてRS信号を入力して召喚してみてください。今度は帯電こそしてないものの爆発範囲、威力ともに上昇したはずです。
火打ち石と打ち金を持って、召喚したクリーパーに右クリックしてください。
通常のクリーパーとは比べ物にならないほど、爆発したはずです。

これを見て分かったと思いますが、{ExplosionRadius:1}を利用するとだいぶ爆発威力などを上昇させた、クリーパーを召喚できます。
察しのいい人はわかると思うが、{ExplosionRadius:1}のデータタグの数字を増やせば増やすほど爆発威力、範囲を上昇させることができます。
データタグで爆発するまでの時間を設定する
普通のクリーパーは爆発するまでが遅い!や速い!など不満があると思います。そこでまたデータタグを使って、爆発するまでの時間を調節していきます。
今回使うデータタグは{Fuse:30}というデータタグを使っていきます。このデータタグはクリーパーが爆発するまでの時間を設定することができます。
数字の部分で設定をします。通常のクリーパーは{Fuse:30}です。時間は20で1秒です。この20というのはTickという単位が使われていて、1Tickが20分の1秒なんです。
ではコマンドを作っていきたいと思います。また先ほどのコマンドブロックを右クリックして、{ExplosionRadius:10}の部分を消して{Fuse:30}をまた末尾につけてください。
/summon Creeper ~ ~1 ~ {Fuse:30}となります。ではこの30の部分を100にしてみましょう。
/summon Creeper ~ ~1 ~ {Fuse:100}こうすると、だいたい5秒後に爆発するになります。ではコマンドブロックにRS信号を入力し、召喚して爆発させてみてください。
通常のクリーパーより爆発するまでが遅くなりましたね。
最後に3つのデータタグをまとめてみよう
この単品のデータタグだけでは、いろいろと不自由なので、この3つのデータタグをまとめてみましょう。
データタグというのはまとめることで、何個でもデータタグをつけることができます。ではまずは2つだけまとめてみましょう。
{powered:1}と{Fuse:100}をまとめてみましょう。データタグをまとめるにはある簡単な法則があります。それは一つ目のデータタグを書いたらカンマで区切って書くというものがあります。
ではやってみましょう。まず通常通りに/summon Creeper ~ ~1 ~の末尾に1つ目の{powered:1}を書きます。
/summonh Creeper ~ ~1 ~ {powered:1}となります。では2つ目をつけてみましょう。
先ほども書いたように、2つ以上のデータタグを使う場合カンマで区切ります。なので{powered:1,Fuse;100}となります。
これをsummonコマンドにつけて
/summon Creeper ~ ~1 ~ {powered:1,Fuse:100}となります。
これで一度RS信号をコマンドブロックに入力して召喚してみてください。
帯電されて爆発までの時間が遅いクリーパーが召喚されたら成功です。
それでは3つ目のデータタグ{ExplosionRadius:10}もつけてみましょう。先ほどと同じようにまたカンマで区切って、データタグをつければいいだけです。
/summon Creeper ~ ~1 ~ {powered:1,Fuse:100,ExplosionRadius:10}これで爆発力が強く爆発までの時間が長いクリーパーが召喚できます。
ではまた召喚して、爆発させてみてください。爆発威力が強く帯電されて爆発までの時間が長いクリーパーが召喚されるはずです。
これであなたもクリーパーの爆発力の設定も簡単にできるようになりましたね。
まとめ

データタグはコマンドに追加設定を与えるだけで、そのままでは使えません。そしてデータタグはカンマでうまく区切れば、いくらでもデータタグを追加できます。
ここまで理解したらクリーパー以外にも、このデータタグを応用できます。あとはデータタグさえ知ってしまえば、最強のモンスターだって作れるわけです。
実はクリーパーにもまだまだデータタグを設定できます。今回は簡単なデータタグを追加しましたが、まだまだややこしいデータタグも存在します。
そしてクリーパーのデータタグの{ExplosionRadius:10}は威力が128以上にしてしまうと、爆発してもブロックが壊れなくなるので、128以上に設定しても意味がないと覚えておいてください。
データタグは非常に便利なものですので、ぜひみなさんも活用していきましょう。
BE版ではできないっぽい?
JEでないとデータタグ使えませんもんね
なんか1.9ぐらいで火打石とうちがねでクリーパーを爆発はできるようになったけど俺やったけどむずかったクリエは超簡単
統合版
BE…
コマンドで世界を岩盤だけにしてください(tntで)