TNT付きトロッコという、動く爆弾がある。しかし、このTNTトロッコ。使い方は用意されていても肝心の使い道や用途がイマイチ分かりづらい。「爆発の方法は分かったけど、何に使えば良いのか...。」と思うんだよね。
ということで、この記事ではTNTトロッコの使い方から、実際に使ってみる応用編まで分かりやすく解説してみる。
目次
動く爆弾「TNTトロッコ」
トロッコにTNT爆弾をのせたものが「TNT付きトロッコ」です。マイクラには6種類ものトロッコがあるわけですが、この「TNTトロッコ」はその中でも特に使い道が難しい。とりあえず、TNT付きトロッコの歴史を見てみる。
歴史 | ||
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Ver | Snapshot | 内容 |
1.5 | 13w02a | TNT付きトロッコの初登場 |
13w03a | 爆発時にレールやレールの支持剤を破壊しなくなった | |
1.8 | 14w11a | TNT付きトロッコの爆発をスタックさせることができなくなった |
14w26a | TNT付きトロッコは「火の矢」を使って爆発可能になった | |
1.11 | 16w32a | エンティティIDがMinecartTNTからtnt_minecartに変更された |
この動く爆弾が初めて登場したのはVer 1.5から。そしてVer 1.8でスタックが出来ないように仕様変更され、更に火の矢を使って爆発が可能になったとある(実はこの記事を書いていて初めて知った)。
最新版の1.11ではエンティティIDが変更され、小文字だけのIDになった。いちいちShiftキーを押しながら大文字を入れるのは面倒くさいからね。
作り方は簡単ですね。トロッコにTNT爆弾をのせて完成。でも爆発するとトロッコもいっしょに消えてしまうため鉄インゴットの無駄使いにしかならない...。と言っても仕方がないので、TNTトロッコの使い方などを紹介して、用途を考えていこう。
TNT付きトロッコの使い方【基本編】
1. TNTトロッコを重ねて爆発
TNT付きトロッコを重ねるという使い方から紹介。トロッコを右クリックするだけでは重ねられない。しかし、TNTトロッコを置いてあるレールを右クリックすると重ねることが可能なのだ。例えば、1箇所にTNTトロッコを50個置くことも出来る。
30個ほど重ねて走らせると、暴走して少し動いた後に派手な爆発をきめてくれます。重ねたTNTトロッコはレールを敷いていてもそのとおりに走らないので注意が必要です。
デバッグモード(F3)から「All」という項目を見ることで、ある程度ですがトロッコを重ねた数が分かる。例えば100個重ねてみると、最初は99だったのが200になっています。
このAllという項目は「表示されているエンティティの数」らしいです。TNT付きトロッコはエンティティだから、この方法で数が分かるんですね。
2. アクティベーターレールで起爆
重ねて爆発させる方法は制御が効かず、割りと危険です。次はもう少しコントロールの効くTNTトロッコの起爆方法を。
6
鉄インゴット6個、レッドストーントーチ1個、木の棒2本で、6個ずつ作れる。
「アクティベーターレール」は特定のトロッコに対してのみ、なんらかの効果があるちょっと変わったレールです。例えば、トロッコに乗っている人をふるい落とすとか、ホッパー付きトロッコのオンオフ機能であったり。
そして、TNTトロッコの起爆も出来るようになっている。
アクティベーターレールにレッドストーントーチなどを使って電力を流しておく。この状態のアクティベーターレールの上をTNTトロッコが通過すると...。
4秒ほど遅れて爆発します。
アクティベーターレールでTNTトロッコを起爆させた場合、レールの下にあるものが破壊されず(深さ1ブロックまで)に残ります。そう、この方法を使うと敷いたレールは全く破壊されずに残るんですよね。
ということは、例えばこういった山の中だけをTNTトロッコを使ってキレイに爆発させ、くり抜くような形で「空洞」を作りたと思った時に便利です。山の仲間でレールを敷いて、上からTNTトロッコを流します。
アクティベーターレールを途中に1箇所だけで置いておけば、TNTトロッコは途中で起動して、山の中で爆発する。しかも、この方法は1番で紹介した「重ねて爆発させる」方法も使えるのでかなり便利だ。
TNTトロッコを30個ほど重ねて山の中に流した結果、良い感じにくり抜けています。しかし、あえてTNTトロッコを使ってくり抜く必要があるのかと言われると...。コスパ、悪いですよね。
3. 曲がり角で爆発させる
TNTトロッコはこのようにレールが曲がっていて、高さ1ブロック以上の壁がある場合。
爆発します。この方法で爆発させた場合、レールとその下のブロックも吹き飛んでしまう。アクティベーターレールで起爆させる場合とくらべて、かなり扱いが難しいです。
そして、TNTトロッコを例えば地中の奥深くまで送りたい場合。途中で曲がり角を使わないようにする必要がある。このような事故の原因になるからね。せっかく敷いたレールが曲がり角で爆発してパーになったら困る。
4. 3メートル以上の高さから落とす
TNTトロッコは3メートル以上の高さから落ちると爆発する。この方法は十分に高い場所から一気に落とす場合は、割りと安全に下の方を爆発させられる。しかし、1個ずつ順番に数個落とした場合は危険です。
最初に爆発したTNTトロッコの爆風が、後から落ちてきたTNTトロッコにも影響を与えて、すべて同時に爆発してしまうから。この場合、上の方まで被害が及んで大変です。
TNTトロッコの使い道を考える【応用編】
個人的に使えそうだと思ったのは
- 重ねて爆発させる
- アクティベーターレールで爆発させる
この2つです。さて、この2つの起爆方法を使ってTNT付きトロッコの使いみちを考えてみたところ。なかなか良い感じの方法が思いついたので紹介します。
TNTトロッコを使った簡単TNTキャノン
TNTキャノンの仕組みや基本的な作り方については以下の記事を参考にしてください。
→ TNTキャノンをマイクラ初心者でも作れるように簡単に解説します+実例5点
TNTキャノンは、TNT爆弾をTNTのエネルギーを使って遠くまで飛ばすという武器です。今回は、そのエネルギーの部分にTNT爆弾ではなく「TNT付きトロッコ」を使っただけ。
TNTトロッコは同じ場所に100個でも200個でも、大量に重ねて設置可能です。これを利用した結果、複雑な仕組み無しで、誰でも飛距離10000メートル(秒速500メートルくらい)を超える強力なTNTキャノンを作れるようになった。
なお、注意点はTNTトロッコを1つだけ使って発射させないこと。これだとエネルギー不足でほとんど飛ばずに近くで爆発してしまう。作ったTNTキャノンが壊れかねないので、必ず2個以上重ねて発射するのが重要。
このトロッコスタック型TNTキャノンは、簡単に飛距離を出せるのが良いところなんですが...。毎回毎回、TNTトロッコを重ねるのが面倒くさい。これだけが欠点ですね...。
「TNTトロッコ」まとめ
TNT付きトロッコについて、使い方から応用編まで紹介しました。おさらいをしておくと...。
- TNTトロッコは重ねて爆発させることが出来る
- TNTトロッコはアクティベーターレールで起爆できる(安全な方法)
- 曲がり角で爆発するので事故に注意(危険)
- 3ブロック以上の高さから落とすと爆発する(危険)
- TNTトロッコは山の中をくり抜く時に便利
- TNTキャノンのエネルギー部分に使うのも便利
ということでした。個人的にはTNTトロッコの最もベストな使い方は「TNTキャノン」だと思います。エネルギー部分はマジメに作るとかなり大変ですが、TNTトロッコなら手間がかなり省けます。
→ TNTキャノンをマイクラ初心者でも作れるように簡単に解説します+実例5点
以上「移動型の爆弾「TNT付きトロッコ」の使い方と応用まとめ」でした。
遠い所でのトラップですね
仲間→中間 かと