スイカを高速で自動生産するスイカ農場の作り方

「スイカ」は食料としても便利ですし、きらめくスイカから体力の回復に使えるポーションを作るためにも使えます。さて、そんなスイカを高速かつ完全自動で生産から回収まで行ってくれる「スイカ自動農場」の作り方を紹介してみます。

かなり簡単なシステムで完全自動を実現できるところが最大のメリットです。

スイカについて

「スイカ」（Melon）は主に食料として便利だが、金塊と混ぜて「きらめくスイカ」にして「ありふれたポーション」を作ったり、ライフの回復に重宝する「治癒のポーション」の原材料になったりする。

それなりに出番の多いということ。廃坑などで「スイカの種」を入手して、それらを耕地に植えて時間を待つとスイカブロックが形成される。このスイカブロックを破壊することで「スイカ」が数個出てくるという仕組みだ。

スイカ自動農場の作り方

今回解説していくスイカ自動農場はこれです。仕組みは簡単。

1. スイカを植える
2. 出来たスイカブロックをピストンで破壊する
3. 落ちたスイカをチェストに自動で回収する

この3つの仕事を完全自動でやってくれるシステムを作っていきます。順番に見ていこう。

1. 土台の部分

縦9ブロック、横19ブロックで作っていく。見やすいように鉄ブロックとダークオークの木材を使っています。

このように土ブロックを配置します。この土が、スイカを植える部分になります。なお...よく質問されるのが水は必要ないんですか、ということだが水は無くて大丈夫です。

2. ピストン部分を作る

土ブロックが完成したら、スイカを破壊するためのピストンを設置する。ピストンを画像のように8個、1個ずつ間を空けて設置していく。

空けておいた間に、ピストンを逆方向にして設置します。

前後方向に交互に設置したピストンをこのように2列作ります。

3. ピストンのスイカ自動反応を作る

ピストン列を作り終えたら次はスイカブロックを検知し、レッドストーン信号を発生させ、ピストンを動かす部分を作ります。まぁ...難しいことは考えずに、画像のように「レッドストーンコンパレータ」「砂」「かまど」を設置する。

そして一番、大事な部分がかまどの中に「木のシャベル」を一つだけで入れて置くということです。

次はピストンにレッドストーン信号が流るように、レッドストーン回路をつないでいく。

リピーターに繋いで、このようにレッドストーン回路を作ります。こうすることで「ピストン」の前にブロックが生成されるとさっき作った「かまど」の仕組みでレッドストーン信号が発生し、ピストンが動くようになる...というシステムですね。

4. 落ちたスイカを自動回収する

ここまで完成したら次は「自動回収」のシステムを作ります。回収にはやっぱりホッパーと、レール、そしてホッパー付きトロッコが便利なので使っていく。まずは画像のようにホッパーとその周辺を作ってください。

ホッパーの上にはパワードレールを一つ設置し、更にあと2段だけレールを上にしいておく。

先程設置したホッパーの下に、回収したスイカをしまっておくためのチェストを配置。今回作るスイカ自動農場は、かなりのスピードでスイカを生産するためラージチェスト3個くらいは設置しておこう。

ラージチェストを設置したら、その後ろにホッパーの接続すること。ホッパー付きトロッコがホッパーの上を通ると、回収したスイカがこのホッパーを通ってラージチェストに回収されるということだ。

あとはホッパー付きトロッコが自動で何度も行ったり来たりと、往復してもらうためのレッドストーン回路を作る。基本的には画像のような構造を完全に真似するだけで大丈夫です。

そして、さっき作った部分を隠すようにブロックを置く。画像のようにレッドストーンをひとつだけ設置するのを忘れずに。これでトロッコの自動往復システムの一番大事な部分が完成だ。

仕組みを一応説明すると、ホッパーの上を通ると、その横に置いてあるコンパレータにレッドストーン信号が流れ、一時的にパワードレールが起動します。このパワードレールの起動によって上まで行ったトロッコが再び落ちて回収に向かうってこと。

文で説明するとちょっと分かりづらいので、実際に作ってみて確認してください。

あとはこんな感じで、落ちたスイカを自動で回収できるようにコースを作っておくだけ。何度も一番奥まで行って、さっき作ったホッパー部分に帰ってきて...を繰り返してくれる。

かなりの効率でスイカが溜まります。超便利。

5. 見やすいように照明を設置

あとは夜になっても見やすいようにピストンの上にグロウストーンを並べておいて、ほぼほぼ完成です。とりあえずこれだけ作ったら、スイカ自動農場としての機能は十分に果たしてくれる。あとは...。

6. 階層を増やすと効率アップ

スイカの層を増やせば自動生産するスピードが上昇します。実際のところは1段だけでも十分な気がしますが、一応階層を増やすことで効率は大幅に上がります。

ぼくは結局、7層まで増やしました。今はCloneコマンドもあるので、こういったトラップ建築の巨大化はずいぶんと楽になった。だから、ついつい、こうやってやたら巨大な自動農場を作ってしまうクセが...。

→　サトウキビのキホンと栽培を完全自動化する方法まとめ

以前に書いたサトウキビの自動農場でもそうでした。無駄にデカイ、サトウキビ工場を作っています。エメラルドの量産にはとにかくサトウキビが必要だったので、つい無駄にデカイのを作ってしまうんだな。

7. スイカ自動農場の生産効率

さて、今回作った「7層のスイカ自動農場」の効率ですが...。見ての通り、1時間あたり1500個という恐ろしいペースでスイカを作ってしまいます。1日放置していると約36000個のスイカが集まるため、正直使いきれません。

なので、サバイバルモードで遊ぶくらいの用途であれば、おそらく2層くらいで十分だと思います。7層では多すぎる。

あとは最先端の栽培工場みたいな感じの建物でキレイに囲んで完成です。1時間に1500個のスイカを作る、最先端の自動農場の作り方は以上のとおりでした。

スイカ自動農場のまとめ

今回作ったスイカの自動農場システム。画像を見ながら作れば誰でも簡単に作れるシステムだった。最後にもう一度、まとめをしておくと。

1. ピストンの前にブロックが出現すると
2. かまどを通じてレッドストーン信号が発生
3. その信号を使って回路に信号を流し、ピストンを動かす
4. 動いたピストンの力で「スイカブロック」を押し出して「スイカ」にする
5. ホッパー付きトロッコでチェストの中へ自動回収

ということを、すべて全自動でやってくれるシステムでしたね。スイカブロックだけでなく、ブロックだったらなんでも反応します。ということは「カボチャ」の自動農場としても使えます。例えば、1層はスイカで、2層はカボチャ。という具合に。

以上「スイカを高速で自動生産するスイカ農場の作り方」でした。ぜひ、参考になれば幸いです。

自動生産や農場の記事

→　サトウキビのキホンと栽培を完全自動化する方法まとめ

→　「焼き鳥」「羽根」を自動生産するトラップ建築の作り方