カメの甲羅を作るためにカメのウロコを集めなければいけない。ということで、カメのウロコをほぼ自動で集めることの出来る低コストカメトラップの作り方を紹介します。
カメを処分せずに海に還す仕組みになっているので、カメにも動物愛好家にも優しいトラップです。
目次
カメのウロコの集め方
カメのウロコがどうやって手に入るのか、知っておくとトラップ建築を理解しやすい。
カメのウロコは卵から生まれた赤ちゃんカメが大きくなった時に、ドロップするアイテムです。カメのウロコはカメの甲羅にして、頭にかぶったり、タートルマスターのポーションの材料になったりします。
これが「カメのウロコ」です。何も知らなければ、緑色の染料だと思ってしまいそうな見た目。
カメの甲羅を作るにはウロコが5つ必要なので、ポーションをたくさん作るにも、とにかくウロコが必要なんですね。
カメについてもっと詳しく知りたい時は、上の記事をごらんください。
カメ放流式カメトラップの仕組み
簡単に今回作る「カメトラップ」の仕組みを解説します。このトラップは3つのゾーンに分かれています。
- 繁殖ゾーン
- 小カメ成長ゾーン
- カメ放流ゾーン
①の繁殖ゾーンではその名の通り、2匹のカメを入れて海草をあげて卵を産んでもらいます。
生まれた赤ちゃんカメは水のある方に向かっていく性質があるので、これを利用して②の小カメ成長ゾーンに移動してもらいます。
小カメは小さいため、チェストの上の少しの隙間を通って移動できる。大人のカメは移動出来ず、その場に残る。
カメが成長したら、カメのウロコをドロップします。カメのウロコは水流によって流れていきます。流れてきたウロコを、カメ放流ゾーンの手前にあるホッパーで回収し、カメはピストン式のドアを開閉させて海に還します。
という簡単な仕組みになっています。
カメは孵化と成長にかなりの時間がかかるので、「ずっと世話してられない!」って時にこのカメトラップが役に立ちます。他にもいつの間にか、成長した子カメのウロコを拾い忘れないで済むという利点も。
カメトラップの対応機種
今回作るカメトラップが正常に動作することを確認しているのはJava版のみです。switchでも作りましたが、小カメが水に移動しないため安定動作が確認できませんでした。予め機種を確認の上、作成してください。
カメトラップを作る
ではカメトラップを作っていきます!
カメトラップ作成に必要な材料
- ブロック76個
- ブロック8個
- ガラスブロック6個
- ハーフブロック16個
- ホッパー2個
- チェスト6個
- フェンスとフェンスゲート○個
- 水バケツ4回分
- レバー1個
- 粘着ピストン2個
①と②のブロックの種類は何でもOKです。今回はカメらしく緑色のコンクリートブロックを使用しています。
②のブロックも①と一緒でも良いのですが、分かりやすくするために①とは別の色のブロックを使うことをオススメします。
④のハーフブロックもお好みのものでOKです。⑦のフェンスは繁殖ゾーンに使うもので、サイズによって必要数が変わるので○個としています。
カメトラップを作る場所
カメが居ないとトラップがあっても、繁殖させられませんのでカメのいる砂浜を探しましょう。
カメを見つけたら、海草で招き寄せてどこかへ行ってしまわないように、一時的にフェンスなどにいれて保護します。
さらに砂浜を整地します。大きなトラップではないので、15×15くらいの広さがあれば大丈夫です。これで事前準備は完了!
作り方の解説
海に1ブロックはみ出るように、ブロックを7個ずつ置いていきます。中央2ブロック空けて、下にもブロックを7個置く。
さらに高さが4ブロックになるようにブロックを積み上げます。2列とも積んで下さい。
次に、空いている中央2ブロックのスペースにチェストを配置します。砂浜の方向を1ブロック空けて、大チェストになるようにチェストを配置します。
砂浜側から見たカメトラップの姿。下から2段目のところにガラスを2個設置します。
ガラスを置いたら、上もブロック4個で埋めてしまいます。
大チェストを置いた左側(海のある方向)に高さ2×ヨコ3×タテ2になるようにブロックを置きます。
海側から見たカメトラップ姿。先程置いたブロックの隣にカメのウロコ回収用の機構を作成します。下に大チェストを置いて、スニークしながらチェストに向かってホッパーを2つ設置。
ホッパーはしっかりチェストに向かって設置してください!ホッパーにアイテムを投げて、チェストに回収されるか確認するとなお良いです。
ここからカメ放流ゾーンの作成に入ります。海側の方向にブロックを6個置きましょう。
海側から見た姿です。上に6個ブロックを置いたので、その下にガラス4個と粘着ピストン2個とブロック6個を画像の通り配置してください。
レッドストーンを上に6個引いて、粘着ピストンの上にレバーを1個置いたらカメ放流ゾーンの完成です。レバーを動かして、ガラスが開いたり閉じたりするか確認してください。出来ていたら閉じておきます。
水を配置していきます。初めに、砂浜側のブロックの方に水を配置します。画像の「水を置く」と書いたところに設置したあと、右側にも水を置きます。
上から見るとこのようになるハズ。まだ水が繋がっていないので、さらに水を配置していきますよ。水が止まっているところの下に水を置きます。
これでもまだ繋がりません。この状態で繋がることもありますが、繋がらない場合の方が多いと思います。次に、この止まっている水の下のどちらかに水を置くとやっと水が繋がります。
繋がりました。しかし、中央の水の部分は水源化してしまっていて水流になっていません。これでは成長したカメと、カメのウロコが流れてくれないので直していきます。
水源化している部分にブロックを置いて壊します。
すると水源化した部分が増えます。増えた水源化した部分にブロックを置いて即壊して下さい!
これで水流の完成です。
繁殖ゾーン以外の部分がほぼ完成しました。画像は上から、砂浜側から見た姿、海側から見た姿、側面です。ここでカメトラップの全景を確認しておきましょう。
確認できたら、カメトラップの上の部分をハーフブロックで覆います。これは成長したカメが飛び出さないためと、湧き潰しを兼ねています。
最後に繁殖ゾーンを作ってカメトラップの完成です。フェンスとフェンスゲートでカメトラップを好きなサイズに囲いましょう。けれど、繁殖ゾーンは狭めの方が、小カメの移動が確実になると思います。
※追記:小カメはスケルトン等に攻撃されるので、繁殖ゾーンはフェンスよりも高さ2ブロック以上の壁のほうが安全です。
カメトラップの完成
カメトラップが完成しました。フェンスの中に保護しておいたカメを移動させましょう。
機能するか確認する
カメトラップがきちんと機能するか、1つずつ確認していきましょう。
繁殖ゾーンでカメ2匹に海草をあげて、卵を産んでもらいます。小カメが生まれるまでしばらく待ちます。孵化まで1時間~ほどかかることがあるので、別のことをして待つと良いです。
小カメが生まれたら、大チェストの隙間を通って水の中に入っていくか確認しましょう。
水の中に入った小カメは、この大チェストの上で大人になるまで約20分の間過ごします。海草をあげると成長を早めることができますが、それなりの数が必要になるので、これもまたのんびり待ちましょう。
カメが成長する時にカメのウロコをポイと投げるようにドロップするので、水流に巻き込まれて左側のホッパーまで流れていきます。大人になったカメも水流で左側に流れます。
いっぱい大人のカメが溜まったら、レバーを引いて海に放流してあげましょう。ここまで上手く行っていれば、カメトラップの完成です。
トラブル防止策
まれにカメのウロコが大チェストの上に溜まったまま、水流で運ばれないことがあります。この対策として「ソウルサンド」を置くのが有効です。
ソウルサンドは水中でアイテムなどを上昇させる泡を吹き出すようになりました。この泡があれば、絶対にカメのウロコを水流に巻き込んでくれます。
ただし小カメも泡でかなり飛ばされるので、トラップには天井を付ける必要があります。泡に巻き込まれた小カメは水流でカメ放流ゾーンまで移動してしまいますが、そこででも成長できるので問題ありません。
カメトラップまとめ
ただでさえ生まれるのが遅いカメなので、手動で世話するのは大変です。そこでカメトラップというわけです。
switchでは小カメが移動する場所に置いている大チェストをエンチャントテーブルにすることで、一応小カメが移動できるようになります。
しかし、自主的な移動が発生しないので何か別の要因があるのか、そもそもそういう性質を持っていないのかは不明。対応策が見つかれば追記します。
以上、「低コストでカメを処分せずに、カメのウロコを集めることの出来るトラップの作り方」の紹介でした。
参考にさせて頂きます!
他にも最近アプデがきたPS4版でも色々と動くトラップを紹介してもらえると嬉しいです!
java 1.13.1です。
子亀が水の方に行かないです。
java1.13.1でカメトラップを確認してきました。生まれた直後は移動しませんでしたが、じっと見守っていると1~2分ほどで水に移動しました。
YouTubeにこのトラップの作り方動画出してください。
記事を拝見させていただき、ソウルサンドを使用したトラブル防止VerをJAVA 1.15.2にて作成してみましたが、子ガメが水に近づきません。同じコメントがあった為しばらく待ってもみましたが、20分経って成長しきってしまいました。
2年前の記事なので、その間に仕様が変わったのかもしれません。一応ご報告だけさせていただきます。
カメちゃんを傷つけないすてきな装置ですね〜!