【1.16対応】「焼き鳥」「羽根」を自動生産するトラップ建築の作り方

空腹度を回復してHPを回復したりするのに便利な「焼き鳥」や、弓矢や本といったアイテムの原材料である「羽根」。これらはニワトリを倒すことで入手できますが、とても簡単な仕組みで完全自動化ができるんです。

この記事では、「焼き鳥」「羽根」を完全に自動生産するトラップ建築の作り方を分かりやすく解説します。

対応機種・Verについて

2017年よりずっと稼働していたこの記事のトラップ建築ですが、近年のアップデートでBEのみ安定稼働しなくなりました(ひよこが成長した際に他のひよこまで燃えてしまうから)。

なので、最新バージョンJE1.16.3/BE1.16.40(執筆時2020/10/14)でも問題なく動くように記事を修正しています。

焼き鳥と羽根を入手するには?

トラップ建築を作る前にかならず考えないと行けないのが「どうやったら入手できるか?」ということ。ここを考えないとトラップ建築を作れません。

ドロップした焼き鳥と羽根

入手方法は簡単で、ニワトリを倒すことです。ニワトリは普通に倒すと「生の鶏肉」を落とすのですが、「火属性」の付いた剣や「火炎(フレイム)」の入った弓で倒すと、焼けて死ぬので「焼き鳥」を落とします。

「羽根」はどちらの場合でも一定確率で落とすようになっています。つまり・・・ニワトリを燃える方法で倒せば2つとも良い感じに入手できるんですよね。

ということは、作るべきトラップ建築は当然「ニワトリが燃え死んで、かつニワトリが減らない」方法じゃないとダメです。ニワトリが減ってしまう方法では「自動化」しても意味がありません。

焼き鳥と羽根を自動生産する建築

焼き鳥と羽根のトラップ建築

自動生産の構造をおおうように外側を好きなデザインに変えれば、自分好みのトラップ建築物が仕上がります。あくまで目安ですが、今回の施設の効率はBEでは1日弱の放置でチェスト1箱分です。

※効率

生産効率は入れているニワトリの数にかなり影響を受けます。

チェスト1箱の中身はJEとBEでそれぞれ次のようになりました。

JEの焼き鳥施設の効率

JEでは羽根が多くなる

JEでは「羽根」と「焼き鳥」の比率は3:1くらいになるようです。

BEの焼き鳥施設の効率

BEでは羽根と焼き鳥が均等

BEではどちらもほぼ均等といえる量になっています。

作り方

用意するもの

用意するもの 個数
ホッパー 5
チェスト 1
ハーフブロック(木材以外) 1
ブロック(木材以外) 9~
発射装置(ディスペンサー) 1
レッドストーン 5
レッドストーン反復装置(リピーター) 1
レッドストーンコンパレーター 1
ガラスブロック 20~
トラップドア トラップドア 3~7
溶岩バケツ 溶岩バケツ 1

ブロック、ガラス、ホッパーは自動生産施設の規模に合わせて使用する数が変わります。解説用に作っていくのはホッパー5個、ガラス、ブロック10~20個程度の使用です。

作り方の解説

順番に、くわしく解説していきます。見ながらやれば誰でも焼き鳥自動生産トラップが作れると思います。

チェストとホッパーをつなげる

焼き鳥と羽根をしまう部分を始めに作ります。チェストを1個おいて、その左にホッパーをチェストに向かってつなげます。スニークしながらやるとつなげます。

ホッパーの上にハーフブロックを設置

ホッパーの上にハーフブロックを1個置きます。なお、ニワトリを焼いて倒すために「溶岩」を使います。そのため溶岩で燃えてしまう木材系のブロックは使わないように!

チェストとホッパーの後ろにブロックを置く

チェストとホッパーをおいたすぐ後ろに、ブロックを8個長方形に設置します。

発射装置の設置

ハーフブロックの後ろに、正面に向かうように発射装置(ディスペンサー)を設置します。発射装置には口がありますよね。ハーフブロックで隠れますが、口はハーフブロックがある方向になるようにします。

似たブロックにドロッパーがありますが、発射装置を使ってください。

レッドストーン回路作り

左:上から見た図 右:斜め後ろから見た図

発射装置の右側に1個ブロックを置きます。発射装置の後ろにレッドストーンコンパレーター、レッドストーン反復装置と設置したら、レッドストーンを5つ画像通り設置してください。

コンパレーターと反復装置には「向き」があります。発射装置の上に立って、長方形に設置したブロックの方へ向きながら設置すれば画像通りにおけるハズです。

発射装置の動作確認をする

回路がうまく作れているか心配な場合、ここで動作確認をするのもアリです。卵を2つくらい発射装置に入れて、勝手に連続で発射されればOKです。

発射装置にホッパーをつなげる

後ろから作業します。発射装置にホッパーをまず2つつなげます。

ホッパーにホッパーをつなげる

先につなげた2つのホッパーに向かって、一つずつホッパーをつなげます。画像は下から見た図です。4つのホッパーが発射装置に向かうようにしています。

筒を作る

発射装置で発射された卵から生まれたひよこが育っていくための筒を作ります。トラップドア2個、ガラスブロック5個を画像通りおきます。

トラップドアをハーフブロックの前におき、ガラスブロック2個ずつをハーフブロックの両側に、残り1個を発射装置の上に置いています。
溶岩を筒に入れる

作った筒に溶岩バケツで溶岩を投入します。

焼き鳥じゃなくて、生の鶏肉で回収したい場合は、溶岩の部分をガラス以外のブロックにしてください。
溶岩にフタをする

溶岩の上があきっぱなしで不安であれば、トラップドアやブロックでフタをしても構いません。

ホッパーのまわりを囲う

4つのホッパーの上は、大人のニワトリをいれて卵を生んでもらう場所です。ニワトリが逃げないようにブロックで囲います。

採卵部分にフタをする

ニワトリがもしかしたら逃げるかもしれませんので、高さを2ブロック以上にするか、トラップドアでフタをしておくと安心です。

焼き鳥装置の完成

これでひとまず完成です。

ニワトリをトラップの中へ

ニワトリ

後はニワトリを装置の中へ入れるだけの作業です。ニワトリが中へ入りやすいように階段を作っておきます。

ニワトリをタネで誘導

「種」を持ってニワトリを集めて、装置に誘導していきます。ニワトリの大好物なのでワラワラと寄って来ます。これを利用して・・・

ニワトリを装置へ入れる

装置の中にニワトリを入れていきます。入らない子はプレイヤーの体で押すようにして入れます。

種でニワトリを増やす

ニワトリは多いほうが焼き鳥と羽根の生産効率が上がります。少ない場合は、この装置の中にいるニワトリに種を与えて増やすと良いですよ。

仕組みの解説

焼き鳥装置の仕組み

これで完成しました。一応、どのようにして自動で「焼き鳥」「羽根」を生産していくのかを解説しておきます。

  1. ニワトリが卵を産んだら、ホッパーが回収して発射装置に送る
  2. 発射装置に入った卵は、ハーフブロックに発射され、12.5%の確率でヒヨコが生まれる
  3. ヒヨコが成長してニワトリになると、溶岩に当たって燃えて死んでしまう
  4. 燃えて死んだニワトリが落とす「焼き鳥」「羽根」を、ホッパーでチェストへ送る

ということになります。そう、ニワトリが産んでくれる「卵」を上手く利用して完全な自動生産を実現しているのです。だから、中にいるニワトリの数は減りません。

ニワトリの高さ

ヒヨコの高さは0.5ブロックなので溶岩には当たりませんが、ニワトリになると高さが1ブロックなので溶岩にぶつかります。こうして燃えて死んでいくわけですね・・・。

焼き鳥と羽根の生産

やや時間は掛かりますが、確実に自動で「焼き鳥」と「羽根」が溜まっていきます。羽根が余るときは、矢師にエメラルドに換えてもらうのがオススメです。

効率を上げる方法

採卵部分を広くする

基本的に、ニワトリの数を増やすのが手っ取り早いです。装置の採卵部分を広くして、ニワトリをたくさん入れます。

ホッパーを節約水流を使うニワトリ装置

採卵部分にホッパーをいっぱい使うのが嫌なときは、水流を使う方法もあります。水流に乗っていてもニワトリは卵を生みます。

焼き鳥装置の外装を作る

最後に、自分の好きな見た目に建築して完成です!

まとめ

焼き鳥装置2つ

ニワトリの卵を産んでもらって、その卵を発射装置を使って孵化させ、ヒヨコがニワトリに成長して溶岩に当たって燃える・・・。

これの繰り返しで「焼き鳥」と「羽根」の自動生産をしていく、というトラップ建築でした。

装置自体は小さいので、周りをかわいく建築し直したりしてワールドの雰囲気に合わせることができます。装置部分を地面や壁に埋め込むように作ってもいいですし、むき出しでもお好きにアレンジしてください。

以上、「焼き鳥と羽根を完全自動生産するトラップ建築の作り方」という話でした。自動農場でパン作りも良いですが、自動焼き鳥工場もいいと思いますよ。

読んでおくと良いかもしれないマイクラ記事

村人を増やす装置の作り方を解説しています。

エメラルドを入手に、サトウキビが大量に必要だ、そんな人向けの記事です。かなりの効率で自動生産できるトラップ建築も解説しています。

なぜかうまく行かない時

焚き火と自動焼き鳥マシン

大人のニワトリが燃えるときに、ひな鳥も燃えてしまうというコメントを度々いただきます。2021/06/08時点で、統合版で確認をしておりますがこの問題が見られませんでした。

対策として、「溶岩部分を焚き火」にする方法があります。溶岩の場合と同じく大人ニワトリだけが燃えるのですが、焚き火は溶岩よりダメージが低いです。

そのため、即座に死ぬわけではないので、もしかしたらひな鳥が死んでしまう可能性を軽減できるかもしれません。

また、溶岩部分を適当なブロックにして「窒息」の方法を使うと統合版でも安定します。その場合は、焼き鳥にはなりません。

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43 件のコメント

  • あ、気付きました!
    ヒナが卵の衝撃で、飛び跳ねるので、1マスに達し、燃えてしまっているみたいです。

  • WiiUだと制限があるからちょっと効率悪い…。なんかWiiUでも効率良くする方法ありませんかね?あったら教えてください。

    • ですよね、僕もがんばってみましたが無理でした。それはどうしようもないことじゃないですか。ということがわかりました。

  • 親鳥の所のホッパーそんなにイランやろ水を使えよww
    水を角の4箇所から流して真ん中に集まるようにすれば
    ホッパー減らせるで
    真ん中にホッパー置くのは忘れないようにww

  • あ、間違えました
    ヒナは生まれるのですがその後卵に当たってヒナが溶岩に当たって死んでしまうのですがどうしたら良いですか?

  • この方法だと大量のホッパー(鉄)を使用するのでレールとホッパー付きトロッコを使った方がいいと思います。レールの増殖(バグ)もできるようですしね。

  • はじめまして!最近マイクラやりだしたルーキーです!
    手間を省きたいためにPC版で同じの作ってみましたが10分に肉2溜まるのに対し羽が20と羽ばかり溜まりますね。。。

  • バージョン1.15?からは、溶岩が使えません。ですが、溶岩のところをブロックにすることで、大人の鶏が窒息して、鶏肉になります。しかし、ドロップが生の鶏肉と羽だけなので、自動仕分け機、無限燃料かまどの二つと合体するといいでしょう。構造は、自動仕分け機で、羽と鶏肉を分けて、鶏肉を無限燃料かまどで焼く という構造です。

  • 成鳥になるときに全部のひなが焼けてしまい焼き鳥が20分に一個しか手に入りません。
    何か間違えてしまっているのでしょうか?
    教えていただけると助かります。

    • マイクラ統合版では、2020年10月13日以前のこの記事の通りに作るとうまくいかないようになっていました。申し訳ありません。
      14日以降に記事を修正して、統合版でも動くように改善しています。

      • 記事通りに作っても、1匹が成鳥になる際他のひな鳥も燃えてしまいます。
        なにか対策はありませんか?
        統合版です。

        • 本日統合版で確認しましたが、そのようになりませんでした。
          申し訳有りませんが、もう一度記事を見直していただくのと、溶岩を焚き火に変更して改善しないかお試しください。

  • peで試してみたのですが発射装置から卵を発射してもマグマの処理場に行かず、ホッパーのへこんでいるところの隙間に行ってしまいます…
    もしよければ指摘してほしいです

  • PS5版です
    ハーフブロックに一定以上ヒナが溜まると、あふれたヒナがトラップドアから飛び出すようになりました笑笑
    が、概ねきちんと動作しますので非常に助かっています!
    外観もすごく可愛くて参考になります。ありがとうございました^^

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