マインクラフトで都市建築をやっている人って思っていた以上に多いですね。やっぱり「舞倉市」が火付け役となって、それに続く形で色々な都市建築が生まれたんだろう。まぁ、どれも真似事で目新しさが無いのが残念です。
やっちは港湾都市を作っていますが、この記事では港らしさを出すためにコンテナ建築というのを紹介してみたい。誰にでもできるし、コンテナの再現度も高く、誰が見ても港っぽいと感じやすいため、港を作るならコンテナ建築はとてもアリだと思っています。
コンテナ建築のやり方
コンテナ(container)って、港町によくある金属で出来た箱のこと。東京湾とか、シンガポールとか、ああいう港町でクレーンを使って大量に搬入されていそうな、あの箱です。
現代の人であれば、誰でもコンテナって知っていると思うんですよ。だから無意識のうちにコンテナがあると「港」を連想するようになっている。港らしさを感じてしまうのは、そのためです。
だから船とか作ったけどやっぱり港っぽさがでなくて困っている人は、コンクリート製の地面を作って、その上にコンテナを作ってみればいい。もし、それが嫌なら「モルディブ」とか「キーリカ」とか、そっち路線の港っぽさを出せないか考えてみるといいかも・・。
コンテナの作り方
とても簡単です。さっきの画像を見ると「金属っぽい、細い線の入ったテクスチャを使わないと難しいのかな?」と思う人がいるかもしれないが、全然気にする必要はない。
バニラのブロックで全然OK。ためしにテキトーにブロックを選んで高さ2、奥行き4の豆腐を作ってみよう。どうだろう、たったのこれだけで「コンテナ」に見えるはずです。
次は違う色のコンテナを横にそのまま並べてみる。コンテナに見える。
コンテナの上にそのままコンテナを載せてもいいのですが、それをするとなぜかコンテナらしさが無くなるので。このように間に何かを挟んで。
その上に別の色のコンテナを載せます。
違う色のコンテナを、バラバラに置いてみると、もっとコンテナっぽく見えてくる。港っぽさだけでなく「物置き場」を作るときにも、このテクニックは使えそうです。
コンテナで港を作ってみる
コンクリートで出来た地面には水色の堅焼き粘土を使っています。なかなかコンクリートっぽくて好き。そしてその上に大量のコンテナを配置していきます。
そう思う人もいると思って、一応説明。確かにテクスチャなどを使って本当に現実世界にあるようなコンテナを作るのもいいと思う。しかし、それをすると汎用性が失われてしまう。
やっちはなるべくバニラテクスチャにこだわっているので、テクスチャで無理やり「どうだ、金属に見えるだろう。ドヤァ」といった建築はしたくないわけです。
なので、マイクラ世界におけるコンテナがどういうものか定義付けた。要するに、外国から木材の塊だとか、レンガの塊だとか、石炭鉱石の塊だとか、そういった具合に資源ブロックをコンテナ型の「塊」として輸入している・・という設定にしました。
こうすれば違和感がない。外国から堅焼きレンガを仕入れるとき、堅焼きレンガのコンテナ型「塊」を輸入するんです。
現実世界のコンテナが金属でできた箱ですが、マイクラのコンテナは「ブロックそのものを、そのまま塊で」ということだ。
コンテナを搬入するためのクレーンも作ってみた。
コンテナが盗まれないか見張るための守衛部屋も用意した。
いろいろな資源ブロックがコンテナとして輸入されている感じ。
コンテナの数を増やすと、どんどん港町らしさが出やすくなる。ただ、これだけだと港町というよりは工業都市って感じになってしまうのでバランスを考えて建築をしていくといい。
やっち(やんひの、ぜりお)の3人はヴァルフォーレ港を建設していて、バイオームを複数またぐほどのサイズです。港町っぽさが既に出ているのだが、ちょっとリアルさも欲しくてコンテナを置いた。
この港はどこから資源を輸入しているのか、という設定を作りたくて、このコンテナ港を作ってみたんだ。
シェーダーでそれらしさが出る
なかなか綺麗。
貴重な資源コンテナには護衛を
エメラルド、ダイヤモンドなどの貴重な資源ブロックのコンテナ塊には、照明と鉄格子、アイアンゴーレムで厳重に防御してみた。
コンテナ建築のススメ
ヴァルフォーレ港の正面はこんな感じです。奥の方に大きな旗を配置したり、手前に船や海賊船を配置していることで、とりあえず港っぽさは出ています。
でも、コンテナを使ってこんな感じを作るのもアリだよね。やり過ぎると「工業都市」になってしまうので、既に作ってある他の部分と上手く組み合わせて、バランスを見ながらヴァルフォーレ港に溶け込ませていこうと思います。
あとは、これを作ってから思ったこととして、そうだな・・・クレーンはあるのに、そのクレーンはどこからコンテナを持ってくるのか。コンテナ船が無いのがちょっと残念なのかもしれない。
コンテナ船は良い感じに出来たら、また別の記事で紹介しますね。以上、港っぽさを出すためにコンテナを作ってみるのはアリという話でした。
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