配布マップを作るなら知っておきたい「/playsound」コマンドの使い方

「/playsound」というコマンドはかなりマイナーなコマンドだと思う。名前の通り、自分で指定した音を鳴らすことができる。しかし、いざ使ってみると結構難しいので、この記事ではplaysoundの音の指定のやり方や、鳴らす場所のコントロールなど。一通り解説してみます。

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/playsound

コマンド playsound
初登場 PC 1.6.1 (1.6.1-pre)
特徴 自分で指定した音を鳴らす

/playsoundコマンドは自分で指定した音や効果音を鳴らすことができるコマンドである。ただ、音を発生させるだけでなく、プレイヤーのどの場所で鳴らすのか。あるいは効果音として鳴らすのか、音声として鳴らすのか、などなど細かく指定してコントロールできるのが特徴です。

/playsound <音> <音の種類> <誰?> [x] [y] [z] [音量] [ピッチ] [最小音量]

<>は必ず指定する必要があり、[]は別に入れなくても良い。それぞれの項目について順番に説明していきますね。

<音> (sound)

/playsound <音> <音の種類> <誰?> [x] [y] [z] [音量] [ピッチ] [最小音量]

「音」の部分は、自分が再生させたい、鳴らせたい音を指定します。さて、ここがちょっと難しいところで正確に音の名前を入力しないと再生されないのです。ではどうやって音を選択するか、その方法を見ていく。

一般的には音のファイルは「.minecraft → assets → indexes」の中にある「1.11.json」というファイルに、どの音がどのファイルに対応しているかが全て書いてあるのですが...。

見ての通り、このファイルに書いてある対応表は極めて読みづらく解読困難です。そこで、海外のマインクラフトWikiに音に関するデータが一通りまとまっていたので、そちらを見ながら「どの音を再生するか」決めると良いです。

候補の数 備考
ambient.cave 16 洞窟の環境音。なかなかホラー感があっていいが、候補数が16個もあり「この音がいい!」と固定出来ないのが問題。
block.portal.trigger 1 ワープしたときの効果音。なかなかSF感のある効果音で、使いやすい。
block.wood.break 4 木材を破壊する効果音。連続して再生させると、足音に聞こえなくもない。ホラー感はある。
entity.arrow.hit 4 矢が当たる効果音。候補数は4つあるが、バランス良く音が違うので問題ない。
entity.cat.ambient 4 ネコの鳴き声。かわいい。4種類あります。
entity.lightning.impact 4 TNT爆弾らしき、爆発音。4種類あって、連続して再生させると大砲を連射している音になって臨場感が出る。
entity.lightning.thunder 3 雷の効果音。ホラーマップで、節目にタイミングよく鳴らせるとホラー感が出て良い感じです。
entity.player.swim 4 泳ぐ音。1回だけ鳴らせると「チャポン」という感じの音なので、背後で鳴らせると、ゾンビが水中から突然出現した...みたいな演出が可能。
Record.11 1 すさまじいホラー演出感MAXのサウンド。非常に有用です。ただ、かなり長いので注意。
ui.button.click 1 ボタンをカチッとする効果音。連続すると時計や、メトロノームの効果音としても使えます。
weather.rain.above 4 雨の音がサッパリと流れる。それなりに便利な環境音。
weather.rain 16 候補数が16個もある雨の効果音。
music.menu 4 マインクラフトのメニュー画面のBGMを再生。使い所としては、セーブルームのBGMに使うと安心感を演出できて悪くない。

使える音(sounds.json)の数は非常に多くて、全部で532個くらいはあります。とりあえず音の一例として13個ほどまとめてみた。ぼくは複数人でホラーマップを制作していることもあり、地味に効果音にお世話になっている。

 候補の中の1曲を指定できないの?

「ambient.cave」の7番目だけを再生させたい...。そう思った人はいると思うが、残念ながらぼくが調べた限りでは、候補の中から1曲だけを指定して再生させる方法は無いようです(Ver1.11.2にて)。

色々と試しましたが無理でした。なので候補が少なくて、音が安定しているモノを選ぶのがコツかもしれません。

<音の種類> (source)

/playsound <音> <音の種類> <誰?> [x] [y] [z] [音量] [ピッチ] [最小音量]

「音の種類」とは、何の音として再生するか。を決める部分。

音の種類 サウンド設定
master 主音量
music BGM
record ジュークボックス / 音符ブロック
weather 天候
block ブロック
hostile 敵対的生物
neutral 友好的生物
player プレイヤー
ambient 環境音
voice 声 / スピーチ

基本的に「master(主音量)」を選んでおけば問題ないと思います。

<誰?> (player)

/playsound <音> <音の種類> <誰?> [x] [y] [z] [音量] [ピッチ] [最小音量]

「誰?」という部分には、プレイヤー名を入れるか、ターゲットセレクタを入れておけば良い。要するに、誰の近く、または何を対象に「音を聞かせるか?」を設定するのです。

例えばAliceさんに音を聞かせたいなら...。

/playsound <music.menu> <master> <Alice>

これで大丈夫です。あるいは、そのコマンドを発動させた場所から一番近い人に聞かせたい場合。例えばコマンドブロックを使ったとして、そのコマンドブロックから一番近い人に...という場合は。

/playsound <music.menu> <master> <@p>

こんな感じです。

/playsound <music.menu> <master> <@a>

マップにいる全員に音を聞かせたいなら「@a」とすれば良い。ただ、マルチプレイ中に全員に聞かせるのはかなり迷惑なので、あんまりやる必要はないかも(苦笑)。

[x] [y] [z]

/playsound <音> <音の種類> <誰?> [x] [y] [z] [音量] [ピッチ] [最小音量]

これは音が発生する位置を指定できるオプション。

/playsound <block.wood.break> <master> <Alice> 180 70 40

例えば、ゾンビがドアを叩く音を作りたいなら、ドアのある位置を指定すればOK。こうすることで、Aliceにドアから鳴っている音を聞かせることが可能ですね。

/playsound <entity.player.swim> <master> <Alice> ~0 ~0 ~-10

相対指定(~)も使えます。例えば、Aliceさんの背後10ブロックで水のなる音を鳴らせて「ヒヤッ」とさせたい。という場合はこんな感じのコマンドになります。

[音量] (Volume)

/playsound <音> <音の種類> <誰?> [x] [y] [z] [音量] [ピッチ] [最小音量]

音量は音の大きさ。ではなく、音が聞こえる範囲を設定します。何も入力しなかった場合は「1.0」という扱いになります。Volume1.0あたり、半径16ブロックの範囲になる。つまり、初期設定は半径16ブロックなんです。

もし、半径16ブロック以上の範囲にしたい場合は「2.0」とか「3.0」といった数値を入力しておこう。

[ピッチ] (Pitch)

/playsound <音> <音の種類> <誰?> [x] [y] [z] [音量] [ピッチ] [最小音量]

ピッチは音の再生スピードを設定する。「1.0」なら普通のスピードですが「2.0」にすると2倍速になる。かなり鋭い音に設定可能だ。逆に「0.5」などにすれば、鋭い音を鈍い音に聞こえるようにしたりできる。

なお、「0.0 ~ 2.0」の間でしか指定できません。

[最小音量] (minimumVolume)

/playsound <音> <音の種類> <誰?> [x] [y] [z] [音量] [ピッチ] [最小音量]

音の最小音量というよりは、音の減衰具合を設定する。ここを「1.0」にすると、どれだけ音源から距離があっても音が聞こえるようになってしまう。逆に「0.1」くらいにすると、距離がどれだけ遠くても、少なくとも10%の音は聞こえるようになる。

なお、この最小音量を設定すると「音量」(音の範囲)に関係なく必ず音が聞こえるようになるので、そのあたりは注意が必要かも。

playsoundを使ってみる

ホラーゲームのセーブルーム

/playsound music.menu master @p ~ ~ ~ 1.0 1.0 0.5

コマンドブロックにこのようなコマンドを入れて、その上に感圧板を置いて鉄のドアを入り口として設置。こうすると、部屋へ入る時に感圧板を踏み、マインクラフトのメニュー画面のBGMが再生されるというわけ。

バイオハザードなどのホラーゲームでは、セーブルームで穏やかなリラックスできる音楽が流れる。そういう感じを演出するテクニックと言えるだろう。

ドアを叩く音や足音

/playsound block.wood.break block @p -848 78 -1171 2.0 1.5 0.2

石を破壊する音を設定し、ドアの位置を座標にします。あとはクロック回路でコマンドブロックを何度も起動させることで「連打」させる。これで擬似的にドアを叩く音や、足音などを再現可能。

/playsoundまとめ

/playsound <音> <音の種類> <誰?> [x] [y] [z] [音量] [ピッチ] [最小音量]

playsoundコマンドについて、ほぼほぼ全部解説できたと思う。このコマンドはサバイバルモードではまず使わないし、建築でもあまり使い道が無いのが現状です。そのため、かなりマイナーな存在ではある。

しかし、コンセプトを決めて配布ワールドを作りたいとか、アドベンチャーモードで遊ぶ前提のワールドを作る時。つまりRPGっぽい感じのを作ってみたい時にplaysoundは重宝すると思ってます。

部屋に入ったらゾンビの音がなる。ある程度ストーリーが進行したら音楽を再生する。死んだらゲームオーバーのBGMを鳴らす。などなど、色々と使い道は考えられるよね。

ということで以上「配布マップを作るなら知っておきたい「/playsound」コマンドの使い方」でした。

他にもあるコマンド記事

→ コマンド「Locate」の使い方を簡単解説

→ コマンドのベテランに学ぶ「/Fill」コマンドの使い方と建築における具体例まとめ

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当ブログ「マイクラモール」の管理(CSSとか、HTMLとか、難しいこと・・)をしている、やかもちです。マインクラフトで好きなことは「建築」で、建築しかしていません。 でもこれではマインクラフトを全部遊べていないのでもったいない。そう思って、最近はRS回路、コマンド、MODも勉強してみたり。 マイクラ歴3年の建築厨ですが、よろしくお願いしますヽ(´エ`)ノ