難しい円形や球体の建築を簡単につくる方法【マインクラフト】

マイクラの建築は豆腐から始まり、村の民家のような家になり、やがて立派な一軒家や和風建築や洋風建築へとチャレンジする建物がレベルアップしていく。しかし、意外にやっている人が少ない印象があるのが「円形」「球体」の建築である。

そう、マイクラは四角形の世界なので「球体」「円形」の建築は難しい。そこで「円」や「球」をカンタンに作る方法をくわしく紹介してみることに。建築初心者には少しむずかしいかもしれないが、なんとか行けるはず。

更新履歴

  • 2017年3月:記事を公開
  • 2018年12月:内容を更新

「円」を自力で建築するのは大変!!

これが「円」です。自力で円形を作る時は、こういう円の図形をじっくり見ながらマネするのがキホンだけど、実際にやってみるととてもむずかしい。

ということで「円」の特徴を知るのが大事。「円」はこのようにケーキを切り分けるように三角に分解すると、その端っこの部分ほど角度がおだやかになり、真ん中の部分ほど角度がキツくなる特徴があるんです。

なぜ難しいのか。「円」の特徴をよ~く見ると、円を三角形に分解すると、真ん中は角度が急になっていて端っこはおだやかなのです。場所によって角度が変わるのが難しい理由です。

「円」に見せるには、端っこのは直線のようなブロックの置き方をして、真ん中に向かうにつれてブロックを交互にナナメになるように配置しなければならない。

...しかし、いざやってみると、とても計算力が求められるので自力でやるのはやっぱり難しいし、精神的にキツイ。

そこで円形建築ジェネレーターを使う

というわけで、自力で計算するのは大変なのが分かったので、「円」「球」の作り方を自動で計算してくれるジェネレーターを使いましょう。

おすすめのジェネレーターは「Plotz Model Selection」というサイト。自分で計算するのは難しい、様々な図形を自動で作ってくれる。

では、さっそく使ってみよう。

【初級編】カンタンに「円」を作ってみる

楕円を意味する「Ellipse」をクリックします。

こんな感じのページが開きます。初期設定では横幅(Width)16ブロック、縦幅(Depth)16ブロックの円形が用意されている。

左上の「2D」をクリックすれば、上から見たときのブロックの配置や数量が分かりやすくなる。この2Dモードは建築をする時にものすごく役に立ちます。

さっそく横幅と縦幅が32ブロックのキレイな円形を作ってみよう。2Dモードでブロックの配置する数などを確認しながらやっていけば、簡単に作れます。

最初はちょっとむずかしいけれど、よく見ながら続けていく内に「4個置いて、次は3個置いて、そして1個置いて...」という感じで覚えてくる。

作るのが難しい「キレイな円形」もこの通りである。そして...一度この形を作ってしまえば、あとは「/clone」コマンドなどを多用することで簡単に「円形高層建築」も作れてしまいます。

簡単ですね。これを地面に対して立てて建築すれば巨大なトンネルや水道管みたいな感じの建築も作れると思います。例えばガラスを使うなら、海底にこういう海中トンネルを作るのは面白そうです。

【中級編】やや難しい「球体」を建築する

楕円(Ellipse)は簡単だったので、次はレベルアップして球体(Sphere)に挑戦してみる。さっきと違い、たくさんの円形を作る必要があるので、手間はだいぶ増えます。

とりあえず、ほどほどの大きさの半径15ブロック(全長30ブロック)の球体建築に挑みます。

2Dモードに切り替えてそれぞれの層の構造をよく見ながら再現していく。

最初の方は中々だるいが、後半になるにつれて構造が細くなっていくため脳の処理は減っていきます。でも、なかなかダルイのは間違いないですね。

慣れない間はとにかく大変です。ひたすら「えーと、4個で、次が2個で...逆三角形を配置して...」という感じで、とにかくとにかく脳みそを使います。途中で間違えたら、それもそれで大変なので要注意。

慣れてきてコツを掴むと、少しだけ構造を見るだけでスラスラと作れるようになってくる。

そしてようやく半分くらいまで球体が完成してきた。この時点で30分ほどの時間を使っています。

40分ほどして「半球」が完成。さて、このまま最後まで自力で球体を作っていくのも良いけれど、こういう球体にも「/clone」コマンドは使えたりする。

実際にやってみた動画を撮りました。コマンドブロックに「/clone」コマンドを入れて順番に起動させているだけです。要するに、途中まで作ったものを逆方向にコピーすれば良いのです。

というわけで、だいたい1時間くらいで高さ30ブロックのそこそこ大きな「球体建築」が完成しました。マイクラの世界ではこういった球体をほぼ見かけることが無いため、完成させて不思議な気持ちに浸ってます。

普通の建築と違って、ものすごい存在感があるんですよ。球体って。

【応用編】球体の中に水を入れてみた

応用編なので、コマンドについてそれなりの知識が無いと難しいです。なのであまり参考にせずに「こういうこともできるよ。」くらいの気持ちで読んでいただければ幸いです。

建築における「Fill」コマンドの使い方はこちらの記事でかなり解説しているので、深く知りたい人はオススメ。さて、まずはさっき作った球体をガラスに入れ替えてしまいます。Fillのreplaceオプションを使えば簡単。

次に、球体の中に水を入れたいので範囲内の空気をすべて水に入れ替えてしまう。これでとりあえず球体の中に水が注入された。

あとは球体の周りにある邪魔くさい水を、スポンジを大量に使って除去していきます。コマンドも使ってみようかなと思ったのですが、うっかり間違えて球体を傷つけてしまったら元も子もないので地道にやりました。

これで「巨大水玉」の完成です。すさまじい存在感を発揮しています。今まで高層ビルやら、教会に城壁など。色々と建築してきたけれど、そのどれよりも半端ない存在感を放っています。

この球1つを作るのにざっと2時間くらいは掛かってしまったのですが、満足度は高いので全然問題なし。

円形・球体建築まとめ

「円」や「球体」を使った建築は自力でやるのはものすごく難しく、脳に負担の掛かる大変な作業。そこで「Plotz Model Selection」というウェブツールを使って、ラクに建築する方法を紹介しました。

今まで「キレイな円形が作れない」「まんまるな球体を作るのは難しすぎる」と諦めかけていた建築クラフターも、このサイトを使って挑戦してみると良いかもしれない。なぜなら、円形や球体を使った建築の存在感はすさまじいから。

それに円形の建築ができることで、建築の幅も広がります。

  1. トンネル
  2. 海底トンネル
  3. 巨大灯台
  4. 近代高層建築
  5. スフィア系の建築
  6. ドーム
  7. 聖杯系オブジェクト

などなど。今、作ってみたいと思っている円形建築を挙げてみましたが、幅が広がるのは楽しいですね。今までその難しさから敬遠しがちだったが、紹介したサイトの力があれば楽しくやっていけそうです。

それに円柱の場合は「Clone」コマンドを使えばラクですし、球体であっても半球まで作ればCloneで全然問題なく作れます。意外と手間がかからないんですよ。慣れると。

以上「難しい円形や球体の建築を簡単につくる方法」の解説でした。

追記:「円」だけなら「Pixel Circle」もおすすめ

円形ジェネレーター「Pixel Circle」

数字が表示されないのが惜しいけど、「円」だけなら便利なジェネレーターです。


「参考になる!!」建築の解説記事

サバイバルモードでマイクラをプレイしている初心者向けに、超かわいい家の作り方を説明したガイドブックです。マネするだけでかわいい家が建てられるよ。

 

家を建てたら、家具やインテリアも作りたくなるはずなので、いろいろな家具や内装の作り方を100個まとめたガイドブック記事。

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ABOUTこの記事をかいた人

当ブログ「マイクラモール」で記者(ブログ記事を書いたり...)をしている「らふもち」です。マインクラフトで好きなことは「建築」で、建築しかしていません。でもこれではマインクラフトを全部遊べていないのでもったいない。そう思って、最近はRS回路、コマンド、MODも勉強してみたり。マイクラ歴5年の建築厨です、よろしくお願いしますヽ(´エ`)ノ

9 件のコメント

  • 半分くらいってなに?半分やるならきちんとやって欲しかったです。
    中途半端なところが気に入りませんでした。

  • 直径300を越える円を作りたいのですが、ツールの最大値が256のため出来ませんでした。こうなったら自力でやるしかないんでしょうか。方法として思い付いているのは、円の1/4をペイント3Dかなんかで画素数150*150で作成してMineplannerに読み込ませるというものですがどうでしょうか

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